キッチンリフォームの極意その終

これまで7回にわたり、キッチンリフォーム&リノベーションを検討する上での注意点等をお話ししてきましたが、終のお話しとしては、キッチン選びのポイントについてです。

先にも触れたように、どのメーカーが安いとか高いとかではありません。メーカーの商品の中のグレードの違いです。その違いは最低限の機能が備わっているか、ある程度オーダーできるかの違いになります。

オーダーとはキッチン収納のレイアウトやサイズを詳細に変更できたり、シンクの位置を変更できたりと、ユーザーの細かな要望を叶えてくれたりします。調理が得意だったり生業にしている。もしくは、調理器具に拘りがあって、それを上手く収納したいなど細かな要望に答えてくれるのがハイグレードのキッチンです。

個人的な意見ですが、一般的には普及グレードのキッチンで十分満足いただけると思います。ご安心ください。普及グレードであっても何も変更できない訳ではございません。以下でキッチン選びで是非検討していただきたい二つのポイントについてお話しします。

ポイント①、引き出し収納のレールの仕様です。

これは最重要ポイントと言っても過言ではありません。何度も言いますが、普及グレードと言いましてもキッチンはお安い買い物ではございません。そして、これから恐らく10年以上は使用されることを考えますと、ここは必ずチェックしてください。

まず引き出しを開けてレールを見てください。一般的に白いレールは安価なレールで、引き出しを全開した際に左右にゆすったりするとガタガタします。ゆすってみてください。耐久性が低いです。

シルバーのレールであれば良いレールかもしれません。ゆすってみてください。まぁ一番確実なのは、”このレールはブルモーション付きですか?”とメーカーアドバイザーに聞くと良いです。是非ブルモーション付きの良いレールが付いたキッチンにしてください。これは妥協できません。

ポイント②、排水口の清掃性です。

これは毎日のことですから、とても大切です。お手入れのしやすさや清掃性を確認するため、排水口のパーツを外せるところまで外してみてください。できるだけ継ぎ目がなく、できるだけステンレスを使用している排水口がベストです。

最近ではインテリアコーディネートにおいて、キッチンのカラーはアクセントにもなりますので、家具に合わせた木彫だけではなく、こんな色まで?と思ってしまう色まで多種多様です。個人的にはキッチンをより多く使用される方のお好きな色にするのが良いと考えます。お手持ちの家具や壁紙と合わせても良いですし、インテリアのアクセントにもなりますので、もっと自由にお気に入りの色を見つけて選ばれた方が後悔は無いと思います。

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