キッチンリフォームの極意その3

キッチンのリフォームでは水栓の交換などパーツの交換や修理から、キッチンを丸ごと交換したり、キッチンのレイアウトを変えるリノベーションまで様々です。

今回はコンロの話しです。コンロはシステムキッチンですとビルトインタイプになり、大きく分けてガスコンロとIHコンロとがあります。

ガスと電気とどちらが良いのかとよく聞かれますが、私はIHをお勧めすることが多いです。なぜなら実際両方使用してきて、IHがより掃除し易いからです。その他にもメリットやデメリットもございますが、どちらもどんな商品を選んだら良いのかのお話しをします。

まず、ガスコンロの場合、天板はガラストップかそれと同等のフラットタイプをおすすめします。魚焼きグリルは無水の両面焼きタイプを選択してください。

IHコンロの場合は3口ともIHで天板の操作スイッチがガラスタッチのものを選択してください。3口のうち1ヶ所だけラジエーターヒーターの商品もございますが、価格は抑えられるものの経験上、使用しません。

どちらも清掃性や操作性重視で選択されることをお勧めします。また、最近では魚焼きグリルは汚れるし、直ぐに汚くなるから使用しないという方もいらっしゃいますが、昔のように魚焼きだけでは無く、色々な調理が可能な商品もございますし、凄く清掃性も向上しています。是非、ご検討ください。

もともとガスコンロを使用していて、IHコンロにされたい場合は電源工事が必須です。電源は分電盤(ブレーカー)に空きがあることを確認し、あれば電源工事が可能です。空きが無い場合は分電盤の交換も必要になる場合もございますのでご注意ください。IHの電源は専用配線という、分電盤からの配線が必要ですので、どこに分電盤があるかによって工事費用も変わります。配線はできるだけ隠したいもの。壁や天井裏を使って配線できるのか、一度外部から露出配線するのかなどは工事担当に相談してみると良いかもしれません。

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