キッチンリフォームの極意その7

キッチンのリフォームをお手伝いさせていただく際に、ご要望が多いなと感じるのは、意外にもキッチンの向きを変えたり、キッチンの設置位置含め、リビングダイニングを広くしたいというお話しをいただきます。

キッチンと隣接するダイニングスペースやリビングを一体で検討するリノベーションは、よりお客様のご要望や生活スタイルを考慮する必要があります。今回はリノベーションを検討する際に、私がお客様に提案する内容の一部をご紹介します。

一つのケースとして、お客様ご夫婦が50歳以上のご年齢で、対象キッチンがいわゆる”台所”的な閉鎖されたスペースにあれば、キッチンレイアウトを変更して、対面キッチンにしてみませんか?と提案します。理由はご夫婦の会話が増えることの期待とお互いの気配をより多く感じることができるからです。50歳を超えますと、お子様も成人されてるケースがほとんどですし、ご夫婦2人ではあまり会話をされないご家庭も多いように思うからです。

他のケースとしては、収納力をアップさせるために、壁側にキッチン収納と冷蔵庫を並べて配置し、対面にしたキッチンには吊り戸棚を付けない提案です。対面キッチンの吊り戸棚(上部収納)を付けないことで視界が抜けて空間を広く演出できます。一見収納力が落ちそうなイメージですが、キッチンを引き出し収納にすることで無駄なく収納できますので、収納力が低下することはありません。また、壁面一杯に収納を設置することで格段に収納力が向上します。

キッチンのレイアウトは想像以上に変更できるケースもございますので、気軽に相談してみてくださいね。

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